【会社概要】

昭和20年(1945)日本の敗戦とほぼ同時に古書店として誕生し、昭和26年9月3日株式会社泉屋書店として発足致しました。 当時の日本は戦争の傷痕が生々しく、色濃く残っており、日本は外貨不足に悩まされていた時代でもあり、洋書の輸入は到底考えられず、戦前に発行された古書を商っておりましたが、昭和30年、朝鮮事変の勃発を契機に日本経済は好況を呈し、外貨事情も改善され、洋書輸入も解禁され、弊社も洋書輸入に踏み切って行きました。解禁当初は外貨割り当て制度という厳しい政府の監視の基での輸入でありましたが、何よりも先ず戦争で遅れた日本の科学技術、生産ノウハウ、思想の自由等々を短期間で欧米各国に追いつき、追い越そうという国家的使命を帯び、洋書の解禁が成されたのであります。今日のように何の拘束も受ける事もなく海外の文献を輸入する事が出来るように成ったのは昭和40年以降のことで、日本が完全に戦争の傷痕を経済的に払拭されて以後であります。海外の文献が如何に日本の経済的・文化的復興に役立ったかは計り知れないものがあります。

現在弊社は「洋書部(古書)」・「出版部」・「雑品部(アイス・スケート用品の輸入)」の3部門を持ち、各部門で活発な営業活動を行っております。


株式会社 泉屋書店 代表取締役 尾崎 充